SX125R整備メモ エンジンオイル

エンジンオイル関係:
エンジンオイル 交換時 850ml  (全容量1100ml)
 空冷の単気筒なので,粘度が高めのオイルがいい。 ウインター指数Wは15ぐらいで,普通の粘度の指数は40以上のものが,おすすめ。 15W-40 とか 15W-50, 20W-40,20W-50など。ただし,Wが低すぎるのは良くない。例:10W-50とか5W-40とかのワイドレンジのものは良くない。


空冷エンジンはエンジンオイルの温度が高めで,オイルが減りやすい。
SX125Rとかの系統のエンジンは,高回転を使うとエンジンオイルがすごい勢いで減っていく。
単気筒はエンジンピストンとシリンダーのクリアランス(隙間)が多い。

いずれの対策も,エンジンオイルの指数は高い(硬いオイル)目のほうが良い)。

 ただし,エンジンオイルの粘度を硬く(高く)すると,エンジンの吹けあがりが鈍くなり,ギアのチェンジが渋めになる。ニュートラルとかも入りにくくなる。もととも,このエンジンはニュートラルが入りにくいので,ますます入りにくくなる。(涙)

オイルの種類:
いくら,指数が高くても,100%科学合成オイルは良くない。
100%科学合成オイルは確かに高性能だ。しかし,ほとんどの100%科学合成オイルは初期性能は良いが,高性能な状態の耐久性が低く,量が減りやすいものが多い(粘度が少ない)。しょっちゅう替えないと鉱物油よりも性能が低くなる。

また,浸透性が高すぎるため,SX125Rやジェベル125のエンジンだと,オイル漏れをすることがある。(たとえば, モチュール 300Vはオイル漏れする。)高回転や高出力エンジン向け。



SX125Rのエンジンは高出力でもないし,高回転でもないし,高精度でもないので,
部分合成オイルか,鉱物油の方が良い。 何よりも,100%化学合成オイルよりも減りにくい。オイルが減ってなくなってしまうと,エンジンにダメージがいく。いくら100%科学合成オイルは焼き付きにくいとはいえ,空冷エンジンは,オイルの冷却の仕事の割合が大きいので,やばい。

SX125R・ジェベルのエンジンは基本的に丈夫だが,弱点は,オイルの消費が激しく,オイル不足が不具合の原因のほとんどだ。なので,オイルの量さえきっちりしていれば,ほぼ,ノートラブルだし,始動性は,HONDA XLR 125とかと違って,めちゃくちゃ良い。


こんなこというと,SX125Rとかの方がよいみたいだが,実際は,どっちもどっちだ。

エンジンの最高出力などの性能をSX125Rやジェベル125とXLR 125と比べると,SX125Rやジェベルの方がスペックが上だが,実用トルクや出力は,XLR 125の方が上だ。

足回りとかは,XLR 125,超高性能のオーバークオリティなのに対して,SX 125Rとかジェベル125の足回りは,オフロード車の最低限レベルでしかない。要するに月とすっぽんぐらいの差がある。

      XLR125 SX125R
始動性 最悪    最高
タンク容量 9リットル   15リットル
実用燃費 30~40km/l   30~40km/l
カタログ値出力 普通   高い
実際の出力 良い   少なめ
足回り  最高    最低限
オフ性能 高い    並み以下
故障    ?    少ない
クオリティ 高め  低い
価格   高め    安すぎ

といった感じ。

オフ性能や実際の出力では,XLR125の方がよい。
始動性とタンク容量と価格では,SX125Rの方がよい。




オイルの硬くすると,当然始動性が悪くなるが,SX125Rなら,しばらく動かしていなかった時で,真冬の夜の始動でも,チョークを引けばキック3回で必ずかかる。

毎日乗っていれば,真冬の夜中でも,チョークを引けば,キック一発でかかる。エンジンオイルは下記のものだ。


 おすすめエンジンオイル: モチュール 5100(15W-50)ならば,トルクがアップし,ギアチェンジが軽く,ニュートラルも問題なく入りやすくなる。 5100 10W-40と間違えないようにする。(粘度がちがう)
しかも,減りにくい。 これ以外の,15W-50(カストロールの高粘度タイプ)だと,エンジンの回転が遅めになり,加速性能が少し低下する。ただ,エンジン保護性能は,こちらの方が上みたいだ。

ただし,このエンジンオイルは「エステル」配合です。
これ自体は売り文句ではあるものの,「エステル」は水によって分解してしまいます。
なので,水に弱いエンジンオイルといえます。
エンジン内に水が入らないようにする(結露させないとか)とか,あまったオイルの保管とかは水分に気をつけましょう。

画像



オイルフィルターエレメント:
SX125R用オイルフィルターエレメントとして表記されていない。(バイクが古いから(^^;)
スカイウェーブ250/400,バンバン200,ジェベル125/200を選ぶ。

 オイルフィルターの場所はエンジン右前側面にある。OIL FILTER って大きく書いてある。
 交換に必要な工具は,T型レンチ(10mm)かラチェットレンチ(ソケットレンチボックスレンチ)で10mmを使って,3つの6角ナットをはずせば,取り出せます。(スパナ,モンキースパナ,めがねレンチではやりにくい)このふたは,オイルフィルターをスプリングで押さえつけています。
 交換時には,Oリング(2種類)を新品にするほうが良い。(オイルが漏れないようにするOリング(パッキン)は新品の方がいいという理由。まぁ,新品じゃなくても普通は漏れないが,ゴム製品なので,ゴムの寿命が尽きていれば,絶対に交換。)
 新品のOリングには,薄くエンジンオイルを塗っておく。
  ※Oリングはオイルフィルターには付属しないので,別途純正部品で購入する必要がある。

 おすすめオイルフィルター: デイトナ スーパーオイルフィルター(デイトナ品番「45481」スカイウェブ250/400,バンバン200 用)

画像


オイルの抜き取りボルトの場所:

 エンジンオイルのドレインボルトは,エンジン下面にある,ボルトで,2つあるうちのおにぎり型のマンホールの真ん中についているほう。アンダーガードが付いている場合は,アンダーガードつけたままでまわすことが出来るボルト。エンジンオイル交換時はアンダーガードをはずしたほうがよいかも。

もう一つのボルトをはずすと,ミッションのニュートラルの部品が落下してくるそうだ。(汗

ドレインボルトのワッシャーは交換するほうがいい。(オイルが漏れないようにするワッシャー(ガスケット)は新品の方がいいという理由。まぁ,新品じゃなくても普通は漏れない。)

オイル抜き取りに必要な工具:
 ドレインボルトが17mmのめがねレンチ
 アンダーガードをはずす場合は,6角レンチでボルトを3箇所はずす。再度つけるのは結構大変なので,はずさないほうがいいかも。ただし,はずさないとアンダーガードの上にエンジンオイルが残って汚れがたまる可能性があります。


オイルの量の点検:

 高回転を使うとエンジンオイルがエンジンヘッダ付近から漏れるし,エンジンオイルが燃えて少なくなる。
エンジンを回した後は必ずエンジンオイルの残量を確認すること。

エンジンオイル容量確認窓は,エンジン右側面下部
色も見えるが,あまりあてにならない。


参考になりそうなサイト:
「□□ カブ等にまつわる画像日記 □□ 」の「ジャンル:《マイオ君》エンジンオイル」
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31205;jsessionid=F4FA7B1CD3A8633303CBFB9B1F531A10.apw1?TYPE=1&genreid=121279
(※マイオ君とはSX125Rにつけた名前だそうです。)

貧乏FACTORY T2C http://fact-t2c.e-city.tv/index.html の中のジェベル125改造計画にも,ここと全く同じもの(オイル・フィルター)を使っています。
http://fact-t2c.e-city.tv/db125oil.html

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック